リーダブルコードは10年経っても使える教養本

2012年の技術書なんて普通使えんって

プログラマーの常識が詰まってる

変数名はcamelCaseで定数はSNAKE_CASEとか、プログラミングにおいて一般的にそうすべきと言われている常識が存在するけど、どうやって常識を学ぶの

常識と言ってもプログラマーの常識のため日常生活では身につかないし親御さんも教えられない。じゃあリーダブルコード読む

前述の一般的な命名規則、変数名には意味を込めるなど直接的な実装テクニック以前のお話が学べる。インデント揃えるとかも含めて

他にもGoogleのコーディング規約とかMSDNで学べなくもないけど、Googleは解説ないしMSDNはどっから読めばいいか分かりづらくてどっちもガイド欲しいから、結局リーダブルコードで常識を身につけるのが現実

他人の視点の解説が嬉しい

なんで読みやすいコードやコメントがいるかって解説に、他人や3ヶ月後の自分が理解するためとしっかり教えてる

自分のコードだけを触る事は少ないし、他人のコードを触ることもあるし、その時常識がないと理解が遅いんだよ、と。

古い部分はある

ヨーダ記法とかハンガリアンとかいまさら解説いる?っていうのも記載されてる。2012年だからね。

推奨する記述じゃないし、まあこんなのもあるけど参考にしなくていいよって意味合いだから害じゃないしいいんだけど

10年使えてる教養本

普通10年前の技術書とか使えない、GoF本ですら流石に?ってなるのに脳死で読ませることができるのはすごい。
(そもそもGoF本は設計の共通認識を持って会話を楽にするためで実装テクニック云々とかそういう話は置いておく)

最初の節が実装テクニックほぼ触れず常識をしっかり教えて、徐々にコードの話していってといい感じに難易度が変化するのも読ませやすい。とりあえず1部読んで、そろそろ2部ちゃんと読んで、3部実装中に悩んだら読んでみてとか段階踏める。

読ませていいかなーって改めて読んだらノンプロでも読めそうって思ったし内容普通に良いなって感じだし、プログラマー教養を身につけるのに読んだ方がいい

とりあえず新人に読ませる本。命名規則とか丁寧に教えてたら仕事できんから読んどけ的に